DTMで楽器の演奏を録音する
DTMで楽器の演奏を録音する際にも、ボーカル録音と同じようにオーディオインターフェイスを使います。
エレキギターなどの電子楽器の場合には、エレキギターとオーディオインターフェイスをシールドケーブルなどで接続します。
そして、ボーカル撮りの時と同じように、DAWソフトのトラックの入力設定で、接続しているオーディオインターフェイスを選択すれば、そのエレキギターからの音が、そのトラックに入力されるようになります。
後は、ボーカル録音の時と同じように、DAWソフトのトランスポートパネルにある録音ボタンをクリックすれば、録音が始まり、トラックのタイムラインにエレキギターの演奏音がオーディオデータとして保存されます。
アコースティックギターの録音
DTMでアコースティックギターなどの楽器の録音を行う場合にも、オーディオインターフェイスを使用しますが、アコースティックギターを録音する際には、マイクを使って音を拾うか、ピックアップを使って音を拾います。
ピックアップというのは、空気振動を電流の振動に変換する装置の事です。
ピックアップは、アコースティックギターのサウンドホール(ギターのボディーに空いている穴)に装着して使います。
そして、ピックアップから伸びているケーブルをオーディオインターフェイスに接続すれば、アコースティックギターの音が電流振動に変換されて、その電流をオーディオインターフェイスがオーディオデータに変換します。
※ ちなみに、エレキギターのボディーにもピックアップが内蔵されています。
また、マイクでアコースティックギターの音を録音する場合にも、ピックアップを付けて、ピックアップとアンプを接続して、そのアンプからの音をマイクで拾った方が、音量のバラつきが少なく、綺麗に録音できます。
ですので、もし、DTMでアコースティックギターの音を録音するのであれば、ピックアップを購入するのをお勧めします。